源泉徴収票から転職先に履歴書の虚偽の記載バレる?転職する場合には必要書類として、転職先に履歴書を提出を求められます。
この履歴書には一般的に職歴を記載しなければなりません。
ところが、さまざまな理由で職歴に空白期間があると、面接などの際に与える印象も考慮して、履歴書に事実を記載するのはためらわれることがあるかもしれません。
しかし、履歴書に虚偽の記載をしてしまうと、無事転職に成功した後にそれがバレ、転職先とトラブルになりかねないので注意が必要です。
源泉徴収票から転職先に履歴書の虚偽の記載はバレる?
まず、虚偽の記載がバレるひとつの要因として源泉徴収票があります。
源泉徴収票
源泉徴収票は確定申告を自身で行わない会社員が代わりに行う年末調整の結果を記載したもので、「確定申告書控え」とでもいうべきものです。
通常、毎年12月に会社から給与明細などと共に受け取ります。
会社員の場合、この年末調整によって、給与や社会保険料、各種控除などから、所得税や住民税の計算が行われます。
このため、源泉徴収票をみれば給与のほかにも年間にどれくらいの税金を納めているかなども確認することができます。
そして、この源泉徴収票は転職すると一般的に転職した会社から提出を求められます。
これによって履歴書の虚偽の記載がバレてしまうのです。
源泉徴収票から転職先に履歴書の虚偽の記載バレる?|なぜ源泉徴収票からバレるのか
ではなぜ、源泉徴収票の提出を求められ、そこから虚偽の記載がバレるのでしょう。
これは、転職先でも所得税の計算が必要だからに他なりません。
たとえば年度の途中で転職した場合、同じ年度でも転職前の会社での所得の情報がないと所得税などの計算ができないため、この情報を得るために、転職先の会社では源泉徴収票の提出を求めるのです。
ところが、源泉徴収票には途中就職と途中退職の日付の記載もあるので、結果として虚偽の記載がバレてしまいます。
年内に退職した場合
また、長期間にわたって無職の状態が続いていた場合には、源泉徴収票自体が存在しないので、空白期間があることがバレてしまいます。
源泉徴収票から転職先に履歴書の虚偽の記載バレる?|提出してもバレないようにするためには
では、源泉徴収票を転職先に提出してもバレないようにする方法はあるのでしょうか。
そのためにはその年は年末調整を行わず、自ら確定申告をするしかありません。
ただしこのとき、転職先の会社には、源泉徴収票を提出できない理由を報告しなければなりません。
理由としては転職前の会社との間に問題があり、提出が間に合わないと判断したため、といったものが考えられます。
ただし、自分で確定申告を行うのはかなり煩雑な作業を要するということは覚えておいたほうがよいでしょう。
そして、仮に源泉徴収票から履歴書の虚偽の記載がバレなくても、年金手帳からバレる可能性は残ります。
源泉徴収票から転職先に履歴書の虚偽の記載バレる?|バレることによるリスク
このように、源泉徴収票から履歴書の虚偽の記載をバレないようにしたとしてもバレるリスクはゼロにはなりません。
そして、万が一バレたときのリスクも考えておかなくてはなりません。
履歴書の虚偽の記載自体が犯罪に当たるわけではありませんが、虚偽の記載をしたことで、内定が取り消されたり入社後であっても解雇の事由にはなりえます。
実際に入社後に虚偽の記載がバレたケースでは、多くの場合で退職にいたってしまうことがあるようです。
このため、入社後にトラブルになることを避けるためには、当然ことながら虚偽の記載はしないほうがよいといえるでしょう。
源泉徴収票から転職先に履歴書の虚偽の記載バレる?|虚偽の記載をする必要があるのか
そこで、よく考えなければならないのは、虚偽の記載をする必要があるかということです。
そもそも、源泉徴収票は通常は転職先の会社に提出しなければならないもので、そこから虚偽の記載がバレるのは自然な流れです。
たとえば、転職前の会社でパワハラに遭っていたり、それによって精神疾患などになったといったことであれば、職歴に空白期間ができてしまった理由を筋道を立てて説明できなくはありません。
無用なリスクを負うよりも、オープンにした上で、転職先の会社に評価してもらうことのほうがよりよい選択といえるのではないでしょうか。
源泉徴収票から転職先に履歴書の虚偽の記載はバレるもの
さまざまな理由から、履歴書の虚偽の記載をしたいと考える人は案外少なくないようです。
また、それをバレないようにする手段もないわけではありません。
しかしながら、こうしたことはいずれどこからかバレてしまう可能性があるものです。
バレてから後悔しないよう、履歴書の虚偽の記載は源泉徴収票からバレるものと認識しておいたほうがよいでしょう。