医師用のペンライトでおすすめのものはどんなものがあるのでしょうか。
毎日の診療で使うペンライトにはこだわりたいものです。
ペンライトと一言にいっても、性能や使いやすさなど、色々な違いがあります。
患者さんの診察を行いやすくするためにも、自分に合ったペンライトを選びたいです。
そこで、ペンライトの選び方や評価の高い医療用のペンライトを紹介します。
医師用のペンライトのおすすめ|ペンライトとは?
ペンライトは、ペン型の懐中電灯です。
現在は、小さな物から少し大きめのペンライトがあり、医療分野や工業分野まで幅広く使われています。
ペンライトは、医療現場では、口の中を観察したり、瞳孔の様子を観察したりする時によく使われています。
ペンライトには、医療従事者向きの商品もあれば、医療現場では使いにくい商品もあります。
例えば、ライトの光の加減によっては、患者さんの目に刺激が強すぎてしまうことも。
医療現場では、患者さんのからだに害が少なかったり、診察で使いやすかったりするものを選びたいです。
ペンライトを選ぶ時には、商品ごとに違ってくる性能を確認するようにしましょう。
医師用ペンライトのおすすめ|ペンライトの選び方
ペンライトを選ぶ時には、主に以下の3つのポイントがあります。
明るさ
医療用のペンライトでは、明るさがもっとも重要です。
明るすぎる場合には、患者さんへの刺激が強くなります。
逆に暗すぎる場合には、患者さんの所見がわかりにくくなるからです。
そのため、ペンライトは明るさの調節ができるタイプを選ぶと良いです。
形
医療用のペンライトには、ボールペンサイズのものとキーホルダーのような小さいサイズのものがあります。
ただ、医師の場合は、診察でペンライトを使う頻度が高いです。
そのため、ボールペンサイズのペンライトの方が、日常の診察で使いやすいです。
スイッチの仕様
ペンライトのスイッチには、スイッチをまわすタイプと押すタイプがあります。
スイッチをまわすタイプは、片手での操作ができません。
医師としては、押すタイプのスイッチがあるペンライトが使いやすいです。
ここからは、医療用として評価の高いペンライトを紹介します。
医師用ペンライトのおすすめ|操作がしやすく、衝撃に強いペンライト
ハロゲンプロフェッショナルペンライト
ウェルチアレン社製のこのライトは、操作がしやすく、衝撃に強いです。
「ハロゲンプロフェッショナルペンライト」は、軽くて明るい操作性に優れたペンライトです。
最近のペンライトには、LEDライトが使われています。
しかしながら、LEDライトでは粘膜が青白く見えるため口の中の観察には向きません。
この商品には、LEDライトではなく、ハロゲンが使われています。
そのため、粘膜の色調まで的確に診察することができます。
ペンライトの値段が8,698円で、他の商品に比べると割高なところがデメリットです。
ただし、長く使うことを考え、少しでも正確な診察ができるペンライトとしてはおすすめです。
医師用ペンライトのおすすめ|小型で軽量のペンライト
ThorFireのペンライト(ミニ懐中電灯)
小型で軽量のペンライトです。
手のひらサイズのペンライトには、滑り止めがついているので、しっかりと持ちやすい作りになっています。
白衣などの胸ポケットに入れても使いやすいサイズです。
ペンライトの明るさは、5段階に調節できます。
デメリットは、ペンライトをつけた時に光が明るすぎ、光の調節が必要になることです。
「ThorFireのペンライト(ミニ懐中電灯)」は、光を調節する前では240LM(ルーメン)の設定になっています。
その状態で患者さんの目などを照らすと、明るすぎて刺激が強くなるかもしれません。
価格は1,399円と手頃なため、光の調節に手間を感じず、小型で軽量なペンライトが欲しい人に向いています。
医師用ペンライトのおすすめ|女性に人気のあるペンライト
アルファミエ
このペンライトは、女性に人気があります。
ペンライトのカラーバリエーションが豊富で、デザインも女性好みに作られています。
ペンライトにはLEDライトが使われているのですが、光がオレンジ色を帯びているので、粘膜の状態や血管の走行が見やすい作りになっています。
デメリットは、外的な衝撃に弱いことです。
例えば、机の上からペンライトを落とした時には、スイッチの部分が壊れるなどの問題が起こりやすいです。
衝撃に弱いこと以外は、ペンライトとしての機能をしっかりと発揮します。
普段から使う道具を少しデザインのあるものにしてみると、日常の診療に対するモチベーションにも繋がるかもしれません。
医師用ペンライトのおすすめ|まとめ
ペンライトには、色々な種類があります。
ペンライトの種類によっては、患部が見えにくくなったり、刺激が強かったりといった問題が起こります。
ペンライトを選ぶ時には、次の点に注意して選びましょう。
- 明るさ
- 形
- スイッチの仕様
ペンライトの違いで、仕事のしやすさが変わってきます。
自分の使いやすさや使う場面に合ったペンライトを選ぶようにしてみてください。