病院での実習の服装選び薬剤師の場合

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病院での実習の服装選びは薬剤師の場合どうしたらいいの?そう不安になる学生は多いでしょう。

薬剤師の病院実習は、服薬指導、入院患者さんへの配薬、調剤などがあり、患者さんと直接接する場面も多いです。

OSCEでも身だしなみが採点基準の一部になっていましたが、実習ではどんな服装をすればいいの?と迷ってしまいますよね。

そんな皆さんに、おすすめの服装と注意点についてお送りします。

病院での実習の服装選び薬剤師の場合①|着てはいけない服装

  • ジャージ
    基本的に、職場に着ていく服ではありません。
  • ダメージデニム
    ファッションのつもりで着たとしても、患者さんに「破れたままの服を着るだらしない人」と誤解されてしまう可能性があります。
  • 露出の高めな服(ミニスカ、ショートパンツ、胸元の開いた服など)、派手な色の服
    TPOをわきまえていない印象になってしまいます。
  • アクセサリーはつけない。
    万が一アクセサリーを落として薬に混入すると、医療事故になってしまいます。
    同じ理由で、つけまつげも禁止されているところが多いです。
  • 香水はつけない。
    学校で香水をつけている人も、実習中はつけないようにしましょう。
    体調を崩すと匂いに敏感になりがちなので、患者さんと接した時に気持ち悪くなってしまう可能性があります。

実習中は大学で配られた白衣を着て上履きを履くことになります。

病院 実習 服装 薬剤師 着てはいけない服装

持ち物は名札、筆記用具(3色ボールペンが便利)、メモ帳、ノート、プリントを入れるファイル、参考書、調剤指針が基本です。

はさみや電卓もあると便利ですね。

また、白衣の胸ポケットサイズぴったりのペンケースも売られているので、ポケットがパンパンになりがちな人は持っておくと良いでしょう。

何かの拍子で前屈みになった時、胸ポケットの中身を床にぶちまけたら目も当てられませんからね。

病院での実習の服装選び薬剤師の場合②|患者さんからは正規の薬剤師として見られていることを意識する

例えば、あなたが病気をして受診することになった時。

病院には白衣を着たスタッフがたくさんいますが、誰が正規の職員で誰が学生か、一見分からないですよね。

それと同じです。

病院に来ている患者さん達にとって、あなたは正規の職員と同じよう扱われています。

病院 実習 服装 薬剤師 意識した服装をしましょう

ましてや受診している患者さんやその家族は苦しみを抱えて病院に来ているので、白衣を着たスタッフが学生かどうかなど考える余裕もない人がほとんどです。

そんな中で服装が乱れているスタッフを見たら、病院自体に不信感を持たれることにもなりかねません。

コンビニや飲食店のバイトと違い、実習中の学生には学生証こそありますが「研修中」マークはありませんよ。

病院での実習の服装選び薬剤師の場合③|自分のファッションセンスではなく年配の人から見てどう思われるか

「院内では白衣を着るから、私服自分好きなものを着ていい」と思ってしまった人もいるでしょう。

いいえ、それは大きな勘違いです。

実習生を受け入れる大きな病院を受診する患者さんやその家族は、年配の方が多いでしょう。

まだ20代のあなたが「良い」と思うファッションセンスでも、高齢者目線では良く思われないこともあります。

関係者以外立ち入り禁止の場所から派手な服を着た学生が出てきたら、さてどう思われるでしょうか?下手をすると、病院の評判が落ちてしまうかもしれません。

あくまでも実習は「通勤」と同じです。

病院 実習 服装 薬剤師 年配の人から見てどう思われるか

就職したらどんな服を着て出勤するか、そうシミュレーションしながら服を選ぶと良いでしょう。

病院での実習の服装選び薬剤師の場合④|上履き選びも馬鹿にしないこと

実習先にもよりますが、病院実習では現場での仕事と同じ状況で研修を受けるため途中で疲れてもよほどのことがない限り座らせてもらえません。

脚の疲れ、これは病院実習では死活問題です。

せっかく実践で学べるのですから、少しでも集中できるように疲れにくい靴を選ぶべきです。

上履きは安物を買わず、多少お値段が張ってもクッションがしっかり入っているもの、軽い素材の靴を選びましょう。

時間とお金が許すなら、実習が終わってからマッサージ店整体通ってみるのも良いですね。

病院 実習 服装 薬剤師 上履き選びも馬鹿にしないこと

肩こりや腰痛にもつながるので、立ち仕事でかかる負担の対策はしっかり行いましょう。

足元は目立たないですが、靴選びも馬鹿にしてはいけません。

「せっかく知識や技術を充分身につけたのに、脚が疲れて実習に身が入らなかったせいで良い成績が取れなかった」なんてことになったら悔やんでも悔やみきれません。

病院での実習の服装選び薬剤師の場合⑤|メイクにも注意が必要

厳密には服装とは違いますが、女性ならメイクにも気を付けないといけませんよね。

派手なメイクはできなくても、眉毛ファンデーションなどの最低限のメイクをしたい

そんなあなたに、24時間コスメおすすめします。

勉強の忙しさや実習中なかなか座れない疲れから、家に帰るとクレンジングもしないで寝落ちしてしまう人も中にはいるでしょう。

メイクを落とさず寝るのはお肌に悪い」女性ならもはや常識ですよね。

病院 実習 服装 薬剤師 メイクにも注意が必要

多忙な生活を乗り越えて無事に病院実習の単位が取れたとしても、終わった時にお肌が傷んでしまっていたら女として悲しいですよね。

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薬剤師以外にも、夜勤をする看護師などが愛用していますよ。

病院での実習の服装選び薬剤師の場合⑥|服装選びも実習のひとつとして考えましょう

  • 病院内では白衣を着ていても、私服姿も患者さんに見られていると考えましょう。
  • 私服を選ぶ基準は、自分のセンスではなく高齢者の目線。
  • 医療事故や患者さんとのトラブルを避けるため、アクセサリーやつけまつげ、香水はつけない。
  • 実習生活は脚が疲れるため、少しでも実習に集中できるようクッションの入った軽い素材の靴を選ぶ。
  • スキンケアが二の次になりがちな実習期間は、お肌のダメージが少ない24時間コスメがおすすめ。

以上のことを踏まえて、病院実習臨みましょう。

病院 実習 服装 薬剤師 実習のひとつとして考えましょう

初めての大人社会での服装には戸惑いがちですが、服選びに困った経験は就職してからも役に立ちます。