看護師は日勤が疲れる理由とは

看護師 日勤 疲れる サムネイル

看護師は日勤をすると疲れるという声が少なくありません。

24時間交代制で患者のケアを行う看護師ですが、月に行うことのできる夜勤回数は決まっているために、夜勤以外は日勤業務をこなさなくてはいけません。

しかしこの日勤が実はとても疲れるのです。

その理由をご紹介していきます。

看護師は日勤が疲れる理由|事務仕事が苦手な場合

日勤というのは、から夕方まで勤務になります。

その時間帯というのは、通常どんな業種の人でも勤務する時間帯です。

そのため病棟に事務的な連絡がある場合、日勤帯に連絡があることがほとんど。

例えば薬の処方に関する連絡検査の予約や入院予約の連絡が入るというのも日勤帯です。

医療事務が専属でいる病棟であればいいのですが、そうでなければ看護師が事務的な業務をしなくてはいけません。

看護師 日勤 疲れる 事務仕事

患者のケアに加えて、慣れない医療事務的な仕事も行う必要があるため、日勤をすると余計な仕事が増える、疲れるということが多いのです。

看護師は日勤が疲れる理由|仕事のペースが乱されがち

日勤が疲れる理由は、仕事ペース乱されがちであるという点も見逃せません。

日勤は、患者自身も活動している時間です。

病院に入院していても、リハビリをしたり検査をしたり、日勤帯に行われることがたくさんあるのですね。また日常生活の援助でトイレや清潔といったケアも欠かせません。

看護師 日勤 疲れる 仕事のペース

ナースコールシステム

看護師が出勤し、その日の段取りをしたとしても、検査の順番やナースコール、また面会などで予定通りいかないことも少なくありません。

自分が思い描いていた段取りがこなせず、仕事のペースが乱されがちなので日勤は疲れるという看護師が多いのです。

看護師は日勤が疲れる理由|清潔の援助が多い

看護師の重要な仕事の1つに、清潔保持援助があります。

看護師 日勤 疲れる 清潔の援助

入院している患者の程度によりますが、自分でシャワーが浴びることのできる人もいれば、介助必要とする人もいます。

それらの援助を行うのが日勤なのですね。

それぞれの患者の安静度や離床に合わせて、清拭やシャワーで対応する場合することもあります。

病棟によっては、その日一日入浴係に任命され、朝から何人も看護助手とペアで入浴の介助するという場合もあるのですね。

このような業務は日勤帯でしか見られないため、日勤をするのがとても疲れるという看護師は少なくありません。

看護師は日勤が疲れる理由|大きな検査や手術がある

大きな検査手術というのは日勤帯で行われます。

もちろん緊急で行われる場合は、夜間や休日といった場合もありますが、はじめから予定を組んで行うのは日勤帯のみです。

それは日勤帯の方が勤務人数も多いので、検査や手術を行いやすいということ、また院外の医療器材業者や血液センターなどといった関連部署も日勤帯に稼働しているため、何かあった時の対応がしやすいということ。

日勤帯で大きな検査や手術を行った時、夜勤帯では経過観察をしていくだけで良いという理由があるからです。

看護師 日勤 疲れる 大きな検査や手術がある

検査や手術といったことは、事前準備もありますし、終了後のケアも神経を使い緊張が続きます。

そのため日勤は疲れるという看護師が多いのです。

看護師は日勤が疲れる理由|医師のオーダーがどんどん入る

医師というのは、朝一番で病棟を回診し、その後外来で診察をすることが多いです。

看護師 日勤 疲れる 医師のオーダー

朝病棟を回診し、自分の受け持ちの患者を診察。

そして指示を出す。

これは一連のルーチンワークの1つですが、その指示振り回されることは少なくありません。

薬が変更になる。

ギャッチアップの制限が解除されるといった程度ならばいいのですが、例えば状態が悪いために、緊急検査をする、安静が解除されて車いすのリハビリが開始になる、また退院が決まるといったこともあります。

そのような場合は、関連部署との連絡が必要となりますし、看護をするうえでの注意点も増えます。

そのため日勤は医師のオーダーがどんどん入ってくるので疲れるという看護師が多いです。

看護師は日勤が疲れる理由|日勤は忙しいから疲れる

上記で日勤帯の看護師の仕事の特徴をご紹介しました。

日勤帯は病院も稼働している、みんなが勤務する時間、連携をとるなら日勤帯しかない、また患者の活動時間であるということを理由から夜勤帯に比べ業務が多いのが特徴です。

看護師 日勤 疲れる 日勤は忙しい

予測できない業務突然増えることもあることから、日勤疲れるという看護師が後を絶ちません。