看護師の時短の働き方の手取りについて紹介をします。
最近は、看護師さんのなかでもいろいろな働き方をする方が増えました。
なかでも家庭を持ってからも働き続けたいという方にとって、もっとも有効な時短ワークで働く方が増えました。
フレキシブルに働き続けることができます。
看護師の時短の働き方と手取り①|時短ワークの働き方
時短ワークは、看護師の方がご自身のライフスタイルに合わせて、時間を短縮して働くという働き方です。
具体的には、「育児短時間勤務」のことです。
育児短時間勤務制度は、3歳までの子を持つ方が該当します。
該当する子供の年齢は、病院や施設によって若干異なり、小学校入学までというところもあれば、小学校卒業までというところもあります。
時短勤務は、正職員で働いている方も取得できますが、パートタイムで働いている方でも取得可能です。
実質6時間以上の労働時間で週3日以上働いていれば、誰でも習得可能です。
このような働き方なのでとても便利です。
看護師の時短の働き方と手取り②|時短ワークって何?
勤務時間は、1日原則6時間となり、通常の勤務が1日8時間の方は2時間短縮して働くことができます。
時短ワークのよいところは、アルバイトやパートタイムの方のように、時給ベース換算ではないことです。
目減りはしますが、基本的に正社員なら正社員のままで、短くなった分を差し引かれるので、勤務形態はそのまま維持することができます。
そして、いろいろな時間帯で働くことを選べるので、都合に応じたフレキシキブルな働き方が可能です。
例えば、10時から5時まで、8時から3時まで、9時から4時までなど幼稚園や小学校のスケジュールに合わせて柔軟な時間で働くことができます。
看護師の時短の働き方と手取り③|時短ワークのメリット
時短ワークの最大のメリットは、通常よりも早く帰ることができることです。
これは子供が小さいうちはとても嬉しい点です。
特に保育園などは3時頃までしか預かってもらえないのでいいですよね。
残業が多い部署の場合、普通に復帰しても残業なしで帰宅するのは難しいので、これで延長保育などを頼まずに時間通りにむかえにいけますよ。
時短ワークには、ほとんど残業はないと思ってもいいです。
子供が小学校にあがるとPTAや地区の集まりなども増えますので、休みも取りやすい時短ワークなら参加しやすいです。
時短ワークは、子育て中の方には最適です。
看護師の時短の働き方と手取り④|時短勤務の手取り給与と正社員との比較
それでは時短勤務をした場合の給料は、現在の「改正育児・介護休業法」では、時短勤務中の給料の保証がされていませんので、勤務先によってまちまちの最奥が取られています。
勤務形態は維持されると言いましたが、減額はあります。
例えばある病院では、時短適応中の給料は、通常の「2/3」などのように設定されています。
この場合、仮に額面給料が30万円だとすると、時短適応中の額面給料は20万円ということになります。
ですが、額面給料から手取り給料の額を計算すると、手取り給料は16万円になります。
このように大分めべりしてしまいます。
看護師の時短の働き方と手取り⑤|デメリットはある?
このように、労働時間のわりに目減りしてしまうのがデメリットですが、また子供の手が離れたら正社員に復帰することもできます。
一見とても良いように聞こえる時短ワークですが、デメリットがないわけではありません。
例えば、次のようなデメリットがあります。
一つ目は、やはり給与が目減りしてしまうのはきついですね。
フルタイムで働いていた時の3分の2と考えるとかなりの収入ダウンです。
二つ目は、ボーナスも減額することです。基本給が減るので、当然ボーナスも悪くなります。
三つ目は、職場復帰がした時にやはりキャリアが周りよりは遅れを取ることです。
上の看護師職を狙いたい方には、正直周りに後れをとるのは少し嫌ですね。
看護師の時短の働き方と手取り⑥|時短ワークで気を付けること
時短ワークで気を付けたいのが周りに迷惑をかけているのではないかと常に気を遣わなければならいかもしれません。
通常夕方は忙しい時間帯ですので、そのような時間に途中で帰るのはやはり気がひけるものです。
そのため、周りの方には常に気を配るようにして、いくら給与から差し引かれているとはいえ、周りの方に申し訳ないとか、協力してもらっているという気持ちで接するようにしましょう。